鶏軟骨食べたい

独り言を飽きるまでとりあえず書き続けるだけ

いっそ激痛をくれ

 


と叫びたいほどに心がずーーーーーーーっと鈍痛を抱えている。

 


お久しぶりです。メンヘラ再発しました。

彼氏とはわかれ、今は別の好きな人がいるのですが、その人との関係で完全にメンヘラ大爆発してます。

 


私から惚れて、ちょくちょくデートをして、でも付き合ってくれない、そんな相手。

デートをする度にぜんぶ奢ってくれ、送り迎えもしてくれて、優しくしてくれて、ちょっと意地悪もしてきて、そんな風に骨の髄まで惚れさせておいて結局付き合ってくれない相手。

付き合ってくれないのならばいっそ突き放してくれれば良いものを、相変わらず遊んでくれる。優しくしてくれる。何もかもをしてくれる。してくれないのは、ハグ、キス、SEX、お付き合い。

 


ここ半年、2回告白した。1回目は4月に。「年が離れすぎていて まだ判断できない」

「脈がない訳では無い もう少し遊んでからでよくない?」

その言葉を信じて、2ヶ月、たくさん遊んだ。そして一昨日、改めて気持ちを聞いた。

『将来を考えられない』

そんなようなことを遠回しに言われた気がする。「気がする」なのは、涙をこらえるのに必死で何を言われたかいまいち覚えていないから。

「もう少し遊んでみてから」の判断が、それだったのだろう。

「今は収入が落ち着かない、どちらにせよ恋愛よりも今は事業を落ち着かせたい」

そんな言葉も貰った。それが、体良く断るための言葉か、それとも本当なのかは分からないがもう、たぶん、望み薄なのだろうということだけは確定的だった。

 


それでも私にとってその人は本当に本当に久しぶりにちゃんとした片想いの相手だった。

詳しくは身バレしそうだから言わないが、出会ったあの日、何もかもわからない不安でいっぱいの私をあの人はすくい上げてくれた。笑顔で安らぎを与えてくれた。…あの人はもしかしたら私があの人の顔や金に惚れたと思い込んでるかもしれないが(会話の端々にそれを感じる)、あの人の顔は別に好みではないし、仮にあの人がクソ貧乏になっても私は変わらず好きでいると思う。胸を張って言おう、私はあの人の中身に惚れたのだ。そして、ずっと片想いをしてきたのだ。

 


「片想いは楽しい」なんて、何度も言ったセリフだがやっている最中はほんとに辛くて辛くて仕方ない。そんな訳の分からないクソみたいなポエマー★セリフを吐いた過去の私をファラリスの雄牛にぶち込んでやりたい。

 


まあそんなこんなで晴れて失恋した私であるが、私は「相手に会うと相手を忘れられない」、そんな人間だ。だからしばらくその人に会うのは控えようと決めた。それが一昨日の夜。

そしてその人の車に(割と大事な)忘れ物をしてしまっており、わざわざ仕事帰りに持ってきてもらう事になったのが昨日の夜。

「会わない」という決心はわずか一日で崩壊した。いや、しょうがないんだけどさ。

 


私の家は車を停めるには少々不便な場所にある。周り一方通行だらけだし。なので、その時は私の家から少し離れた大通りにあるコンビニを待ち合わせに指定した。向こうの帰路的にもそこがベストポジションでもあったので。

ぽつぽつ小雨が降り始めた夜の20時過ぎ、待ち合わせのコンビニにあの人は来た。仕事帰りの、スーツ姿で。あの人と私がほぼ同時に異動になってから半年、ずっと見ていなかったスーツ姿が、久しぶりに見たスーツ姿が、あまりにもかっこよすぎてちょっと本気でアヘアヘした。ヨダレもちょっとでた。雨に紛れたけど。(わあ!ポエマー!)

そしてあの人は助手席のドアを開け、こう言った。

「家まで送るから、乗って。」

 


断った。

なんとなく、乗る気にならなかった。別に徒歩数分の距離だし。

忘れ物を受け取り、お礼にラスクを渡すために一瞬体を車に入れた瞬間、車内でBUMPのギルドが流れてることに気づいた。何故か息が詰まり、もう何も出来なかった。あの人の「このラスク、コンビニで買ったの?」という軽口にも「あ、ちがい…ます」とつまらない返事しかできなかった。

そのまま、特に何を話すでもなく解散をした。数十分後、あの人から「風邪治った?」とLINEが届いた(その日私は体調不良で休んでた)。

優しい。ものすごく優しい。生殺しのように優しい。

中途半端に生かされているせいで、私の心の痛みも中途半端な鈍痛が続く。もういっそ激痛を与えてくれたら、それの方が楽なのに。そう思ってしまうほど。

でも、結局この中途半端な優しさに縋っている私がいるのも事実なのだから、もう本当に救いようがない。

 

 

 

ちなみにこの文を書く前に、あの人をLINEから消した。(正しくは非表示)

あの人が私のLINEトークリストから消えた。それだけで、ちょっとだけ、楽になったのだが、ほんの数分前、だいたいラスクの下りあたりを書いてる時に、あの人からLINEが来た。「元気?」と。私の決意を嘲笑うかのように、あの人が私のLINEトークリストに復活した。……いや、届くのを、ぶっちゃけ待ってたんだけどさ。

 


しかし、しかしだ!

元気なわけがあるか!お前のせいで鈍痛が続いてるんだ!

そんなこと、言えるはずがないのだけど。

なんて返事をすれば良いのか。どうしてそう優しくするのか。

 


なにもわからん……しばらく未読スルーを決め込むことにしよう。