鶏軟骨食べたい

独り言を飽きるまでとりあえず書き続けるだけ

10/11

10/11

名古屋へ帰ってきた。名古屋に帰るということはつまり現実に帰るということだ。死ぬほど嫌だ。

名古屋に帰ったついでに味噌煮込みうどんを食べてきた。お気に入りの店があるのだ。私は幼少期から味噌煮込みうどんを好んで食べてきた。夏の暑い日でも、うどん屋に行けば必ず味噌煮込みうどんを頼み、七味をたっぷりかけて思いっきり啜る。至福のときだ。私は身も心も名古屋の奴隷なのかもしれない。

彼氏とは上手くいっていない。おみくじの「この人より他になし」を信じてLINEを送ってみるも既読スルーが続く。

正直私はありがたいことに浮気をしようと思えばいくらでもする相手はいる。当てつけ、あるいは彼への依存を薄めるために別の男も浮気のひとつもしてやろうかと思っていたのだが、直前でやる気をなくしてしまった。結局彼氏しか見えないのだと思い直すのだ。おみくじはもしかしたら「彼以上の人はいませんよ」と言っているのではなく「テメーは奴しか愛せねえんだよこのメンヘラ依存症が」と言っているのでは……?

名古屋に戻って数時間だがもう既に実家の猫が恋しくてたまらない。猫という生き物はなぜああも完璧なのか。神の寵愛を受けすぎだと思う。おまけに一緒に住んでいるとなるともう飼い猫の可愛さは宇宙すら超えるのだ。時々ハッとするのだ。「え?!なにこの可愛い生き物?!」と。私はこの世界が猫にとてつもなく優しい世界になってほしいと願っている。猫の幸せが人類の幸せ、そんなカルト1歩手前の思考をした人が増えるべきだ。そう思わない?